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映画だったりそうじゃなかったりします。

2020年1月の鑑賞予定

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あけましておめでとうございます。きゅうです。

ここ数年ないくらいのゆっくりレベルでお正月を過ごしております。いっぱい食べていっぱい寝ている…。今年は『マリッジ・ストーリー』ですごく良いおうち映画初めをしたので、2020年の映画ライフも素敵なものになる予感。そんな2020年1月に鑑賞予定の映画メモ。

 

『家族を想うとき』

『読まれなかった小説』

『パラサイト 半地下の家族』

『マイ・ビューティフル・デイズ』

『シュバルの理想宮 ある郵便配達員の夢』

『ある女優の不在』

『へヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!』

 

映画館初めは『家族を想うとき』になりそう。帰省前に家族を描くハードそうな作品は避けておこうと年末パスした作品なので、気合いを入れて臨みます。

『パラサイト』はかなりの期待値!なんとなく昨年のパルムドール万引き家族』を思い出すけれど方向性は全然違いそう。みんな好きだと思うけれど、わたしも汚い悪いソンガンホ、大好き。最近観たそんなソンガンホはNetflixの『麻薬王』です。

シャラメくんも出演作が公開ってなると観なきゃ!となる1人です。でもそろそろシャラメくんの美しさをいい意味で「無駄遣い」する作品も観てみたいな、なんて。なーんて。とかいいつつピュアで綺麗そうな『マイ・ビューティフル・デイズ』、非常に楽しみです。

実は一番楽しみにしているのが『へヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!』。(笑)なんとなく情報だけで面白そうだなと思っていたのが、予告見て確信に変わりました。絶対面白い。メタラーの思考がもう面白いもんね。高校生のころコピーバンドをやっていて、この年末でその頃の友人と会ったわけですが、彼らも相変わらず思考が飛んでいて楽しかった…。彼らを思い出しつつ笑いに行きます☺︎

後半の方が観たい映画が多くて、スケジュールを立てるのが難しいけど楽しみ!

 

なかなか新作の情報を自分からあつめたりしないので、2020年公開予定作品で記事を書けるほどではないのですが、ドラン監督作品の『ジョン・F・ドノヴァンの生と死』と、ウェス・アンダーソンの新作は非常に楽しみにしております。信頼の監督・キャストが揃っている…!

 

それでは、今年も一年よろしくお願いいたします。この自分メモでしかないブログを最後まで読んでくだった方も、わたしも、素敵なものにたくさん出会える年でありますように。

 

2019映画まとめ

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こんばんは、きゅうです。

今年も例のごとく、武装して向かう地元への道中で映画のまとめを。

Twitter休止中にも辛うじてやっていたフィルマークス(とはいえ鑑賞済みに入れるだけ。)を見ると、2019年劇場鑑賞は60本でした。そのうち3/4が上半期。下半期いかに観ていなかったかわかりますね。2019年の初めに気になる!と思っていた映画たちが次々公開されて観ないうちに終了していきました。あれもこれも観たかったし、あれもこれも諦めちゃったな。

映画を観ることが、自分と向き合うことである、と気付いたのも今年。めっぽう「内向き」なわたしは、この映画に自分はこういう感想を持つんだな、とかなりの頻度で内省してしまって、それが楽しいのも事実ですが、新しい環境で自分を(主に良くない部分を)見つめ直さなければならない日々に、この趣味が重たくて重たくて。自分があまり好きではないくせに、自分の存在には敏感で。そんな自分から逃げるように映画館への足が遠のいたのでした。

 

そんなこんなで今年はベスト出さないでおこうかなと思っていましたが、小さくベスト3を。

①幸福なラザロ

希望の灯り

③バジュランギおじさんと、小さな迷子

 

さすがにベスト3だとよくわからない。笑

基本的な好みとして①②は明白なんだけれど、そこに食い込んでくるバジュランギおじさん…!すごかったですね、バジュランギおじさんと、インド映画の力。結局まだ追いインド映画できていないなあ。

希望の灯り』は画作りがとてもとても好きだったな。ベストオブフォークリフト映画(どんなジャンル!)フォークリフトのダンス、観たことありますか?ないという方はぜひこちらの映画を。

『幸福なラザロ』は観終わったあと、「良かった…」と呟く文句なしの2019年ベスト!この作品ですごく満足して、映画鑑賞氷河期に入ったのもあります。解釈を静かにゆっくり優しい言葉で話したい映画ですね、あたたかい紅茶でも飲みながら。

他にもアカデミー賞の『女王陛下のお気に入り』の盛り上がりとか、『THE GUILTY/ギルティ』の予告編に当たりすぎて本編を観たくなくなったのとか、劇場が静まり返った『麻雀放浪記2020』とか、思い出深い作品がたくさんありました。そういう作品は映画そのものだけで評価をするのが難しい!バジュランギおじさんもそうなんだけれど力技でベストにも入ってきちゃった…。

ちなみに劇場鑑賞作品リストは以下の通り。

2019劇場鑑賞作品 グレーは旧作

チルダ 禁断の恋
イット・カムズ・アット・ナイト
マダムのおかしな晩餐会
シークレット・ヴォイス
夜明け
暁に祈れ
グリーンブック
シシリアン ・ゴースト・ストーリー
デイアンドナイト
バジュランギおじさんと、小さな迷子
赤い雪
女王陛下のお気に入り
ともしび
ビール・ストリートの恋人たち
家へ帰ろう
彼が愛したケーキ職人
サスペリア
バハールの涙
ウトヤ島、7月22日
バーニング
ジュリアン
運び屋
THE GUILTY/ギルティ
犬ヶ島
ブラック・クランズマン
スリー・ビルボード
バイス
ナポリの隣人
麻雀放浪記2020
天国でまた会おう
多十郎殉愛記
私の20世紀
万引き家族
希望の灯り
ビューティフル・ボーイ
芳華-Youth-
愛がなんだ
リヴァプール、最後の恋
岬の兄妹
ドント・ウォーリー
ある少年の告白
ゴッドファーザー
幸福なラザロ
荒野にて
魂のゆくえ
コレット
スノー・ロワイヤル
アメリカン・アニマルズ
誰もがそれを知っている
アス
永遠に僕のもの
ホット・サマー・ナイツ
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
時計じかけのオレンジ
ジョーカー
ボーダー 二つの世界
マイ・フーリッシュ・ハート
ラスト・クリスマス
少女は夜明けに夢をみる
テッド・バンディ

観られなかった映画がたくさんある上に、この時期他の方のベストを見て気になってくる作品も多いので、観たいリストが増える増える…。頑張って回収してゆきます。

あと劇場鑑賞の思い出といえば今年は映画デートも何度かしたのですが、やっぱり苦手!お互いのことを熟知した関係なら良いのだけれど、仲良くなる過程のデートに映画、を久しぶりに経験して痛感しました。咀嚼が長いからすぐに話しかけられるとちょっと嫌で、映画にも相手にも申し訳なくなってしまうのです、ごめんなさい。と言いつつ、2020年は同じくらいの熱で映画が好きな人とデートしてみたいな、とかなんとか。

 

今年一年いろいろあったけれど、無事にまた映画館に通えるようになったことに安心しています。マイペースを作っていこう、2020年。年明け最初の映画は『家族を想うとき』になる予定。ブログに関しては毎月観たい映画と観た映画まとめていけたらいいな…!

それでは、2019年も大変お世話になりました。みなさまよいお年をお迎えくださいませ。

2019年冬、近況報告

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本当に本当にお久しぶりです。きゅうです。

忙しかったといえば忙しかったし、何もしていなかったといえば何もしていなかった毎日でした。

映画を観たり観なかったり、家から出たり出なかったり。髪を伸ばしたり切ったり、新しい人と会ったり古い人と別れたり。いろいろあったりなかったりして、ふらりと戻ってまいりました。

ちょっと離れてみて映画に対する自分の考え方がわかったのがすごく大きな収穫だったと思います。これに関しては絶対長くなるので、また別で書こうかなと。ひとまず近況を。

 

生活リズムは一変して、ザ・会社勤めみたいな時間割で動いています。朝出て夜帰ってきて土日がお休み。体より頭と心を働かせるお仕事で他人の人生を動かすことが多々あるので、たまに吐きそうになりつつもそんなに嫌いじゃなく、けっこう気に入っています。が、そういうのとは関係なく普通に仕事には行きたくないよね、普通に。

そしてかなり変わったのが、料理する>食べるから料理する<食べるになったこと。味覚は相変わらず偏っているので、食べ物をもぐもぐするのが好きになったというか。小麦粉大好きだけど食べすぎるので、チーズケーキ以外は避けるようにしています。チーズケーキ以外。チーズケーキはずっと好きだったけれどここにきて爆発していて困っています。しかもしっかりしたタルト生地がベースのチーズケーキが好みなので、結局全然小麦粉避けられていません。チーズケーキがゲシュタルト崩壊しそうだ。

好きなものといえばつい最近はブラックフライデーで海外コスメをめちゃめちゃ買いました。それはもう。普段そこまでばかすか買うわけじゃなく、この時期のために我慢していた子達をお迎えしました。続々と届いてくる予定なので楽しみ!今後ツイッターも化粧品とかメイクの話の頻度が高くなりそうです。

25歳のときは大人にならなきゃ、と思ってかなり意識していたけれど、26歳になってそういう考えからは解き放たれました。無理せず等身大で生きているのでかなり楽になったな。

自分一人の人生ってすごく気楽で、気持ちを乱されることが少なくて、ちょっと寂しい時もあるけどとても安心。辛さを分け合えない分辛さを味わうリスクは少ないんだなと。まだしばらくはわたしとの人生を楽しみたい!なんてけっこう本気で思えるようになった今日このごろです。

 

3時間くらいうたた寝しちゃって夜中に活動して今だけど、さすがにそろそろもう一睡します。明日は仕事が朝から詰まっているって思い出して絶望しているけど。

おやすみなさい。また。

『ジュリアン』

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こんにちは、きゅうです。

『ジュリアン』を観て、これは語ることが多すぎる…と熱をそのままにブログを書いています。消えかけていた長文を打つことに対するネガティブな気持ちなんて吹き飛ぶくらいの衝撃作でした。

終盤のネタバレはありませんが細かな演出には触れていきますのでご注意ください。

 

邦題のタイトルである主人公ジュリアン、11歳。

この映画は彼の目、耳、その他すべての感覚を通して描かれていて、多くの方が感想でおっしゃっているようにとてもストレスフルな体験となること間違いなしです。覚悟して臨んだものの、鳥肌もじわじわ溢れる涙も止まらず焦りました。家族もの、親子ものに共感できなかったことは数え切れないほどですが、初めてと言っていいほどに、過去の経験と重なり「わかる…うう…」と苦しみました。そんなわたしの視点から。

このストーリーの核となるのは父親。この手の父親をどのように表現してよいのか未だにわかりませんが、宣伝ではDV夫と書かれていました。となると、わたしの経験もDVだったのか…?となりますが、なんだかしっくりこないのです。共依存を伴わない、完全なる拒絶の上にすら振りかざされる支配、執着、圧力。理想というか妄想というか、目の前の存在を無視して歪んだ「親子」観を不躾に押し付けてくるのがぴったり重なりました。

この作品で一番恐ろしいと感じたのが父親の運転する車の助手席に乗る部分なのですが、一挙手一投足に怯えながら無言で前を向くところ、荒い運転で車が立てる音が嫌に大きく聞こえるところ。こんなにも的確に表現されていることに驚きました。地獄のドライブ、といつも心の中で唱えていた、あれがそのまま。もちろん泣きました。

 

ラストまで観て、しばらく呆然としましたが、その先にはふつふつと湧いてくる怒りがありました。それは行き場のない、苦しいタイプの怒りではなく、ポジティブさをまとった怒りというか。

わたしは被害者だと思いたくないので、生存者/サバイバーという言葉を使いたいのですが、そんな皆様。家族を重んじることが当たり前の世界の綺麗事で、恐れや怒り、嫌悪感を覆い隠さなくても良いんです。その常識では太刀打ちできないような人間が存在するということを、真っ直ぐに表現してくれたこの映画に感謝します。美談にしないでくれてありがとう。11歳の、ひたすら大人たちの顔色を伺っていたわたしと、今必死に生き抜いている子どもたちに贈りたい作品。ただ、かさぶたの上から同じ傷をつけるレベルの体験であることは間違い無いので、みんながみんな最後まで観られるとは思いません。フラッシュバックしてさらに傷付いてまで向き合わなければならないことではないのですよ、こんな経験は。「終わった」。それでいいのです。もう一度鑑賞することはないであろうこの映画とともに、「あの男」にも大きめの蓋を被せてお別れします。

 

鑑賞後、休憩したくて頼んだキャラメルラテが本当に甘かった。

ではまた。

3月の鑑賞予定

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こんばんは、きゅうです。

2月、振り返ろうと思った頃には終わっているのでびっくりする。2月に観る予定の作品をブログに書いておこう→終わってから実際観たものと両方書けばいいか→載せない、の流れをやってしまったので、3月はやろうと思います。1日1日を大事に、は難しいのでまずは1ヶ月から…。

 

2019年3月鑑賞予定作品
  • 『彼が愛したケーキ職人』
  • 『家へ帰ろう』
  • サスペリア
  • 『バハールの涙』
  • 『運び屋』
  • 『ジュリアン』
  • 『ちいさな独裁者』
  • 『バーニング』
  • 『THE GUILTY/ギルティ』
  • 『サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所』
  • ナポリの隣人』

 

地方なので公開時期がいろいろにズレて集まって、この濃さになってしまいました。単刀直入に、やばくないですか、これ。どれもこれもTLで話題になっていた作品ですが、今更感がすごい。笑

まずは『彼が愛したケーキ職人』『家に帰ろう』の2本立てを火曜日観に行く予定です。前者はもういつから待ってるのか忘れるほど、後者はインフルエンザによりいつもの映画館で観られなかったリベンジ。これでわたしの2018年が納められる…。2018年映画ベストを改めるか考え中です。

サスペリア』はレンタルでオリジナル版を観てからにしようかなと思っているのですが、3週連続借りられているので順番逆になるかも。ティルダ様を拝むし、強い格好して行きたいな!

『バハールの涙』『ジュリアン』『ちいさな独裁者』とヘビーそうな作品も固まってしまいました。ツイッターで見た情報からするとジュリアンはホラーらしいけれど、ダメージ大きそうなので同じ日に観る組み合わせ、悩むなあ。

『ギルティ』はめちゃめちゃ楽しみにしていた作品なのですが、映画館でもう予告10回くらい見ていて「わかったわかった、観るから、決めてるから…」状態になってしまっています。ネタバレしたら絶対おもしろさが減ってしまうと思うので、ツイッターではミュートワードに設定中。ネタバレ踏みませんように。

 

3月末にはいつもの映画館で2018見逃しリストにも入れた『犬ヶ島』『スリー・ビルボード』を上映してくれるし、4月からは午前十時の映画祭ファイナルも始まるし(3月中に観たいリストを作りたい)(『パルプ・フィクション』の見逃しを引きずっている)、生活はゴタゴタしていて精神的にしんどい日々ですが乗り切るぞ。

ではまた。

新しいおうち計画

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おはようございます、きゅうです。たまには朝更新。

迫り来る春の陽気と、新生活のためにやらねばならない諸々のタスクに怯えている日々ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

そうなんです、新生活。一人暮らしを始めて以来7年ほど住んだこの部屋から年度末に引っ越そうと目論んでいたのですが、いろいろな手続きが厄介になってしまうためついに延期を決断し、モチベーションだだ下がり。そう、引っ越したら〜したい、が最近のわたしの思考の中心だったのです。かわいそうなわたしの新しいお家計画をここに保存します(埋葬にはしないぞ、夏までには引っ越すぞ…!)。

 

買い換えたいもの
  • 洗濯機→洗濯乾燥機
  • トースター→オーブン
  • ハイベッド→すのことマットレスのベッド
  • 貰い物ケトル→コーヒー用の注ぎ口が細いケトル
  • 黒の木目のテーブル→グレーの木目のテーブル

 

買い足したいもの

 

もうこの時点で破産しそう。他にも買い換えたいな〜とか欲しいな〜を、引っ越したら!で我慢してきたので欲求がすごい。今は一人暮らしを始めた頃の好みで黒い部屋なのですが、グレーやベージュあたりの曖昧な色味で統一してリラックスできる城を作りたいです。

ホームシアターは良いものじゃなくて全然構わなくて、壁に直接映すつもり。それで古い映画を観たり、お気に入りの映画を流したり、そんな日常最高じゃないでしょうか。

そして、今それなりに広めの1Kに住んでいるのですが、部屋はもう少し狭くていいのでキッチン広めで、コーヒーと煙草を楽しめる簡単なテーブルセットを置きたいところ。換気扇の下で煙草吸っている時の生活感、もう我慢したくない。笑

 

バストイレ別、脱衣所、浴室乾燥、コンロ2口、クローゼット、靴箱、このあたりは譲れない条件なのでなかなかわがままですがいい物件見つかるといいな。角部屋とか何階以上とかオートロックとかは求めないので…。あと隣人が匂いの強い柔軟剤を使わないのも希望したいけどそれこそ住んでみないとわからないですよね。今の部屋で一番の悩みです。隣の人が洗濯物干していると、窓と換気扇を閉めていても入ってくるほどの、あの強い匂いを常に纏って生きているのが信じられない…という香水派。

 

あとはバス停か駅とスーパーとコンビニが近くて、できればドラッグストアも近くて、大通りに面していないところ。今は全部徒歩5分以内にある最高のところなのですが、いかんせん街から離れすぎていて。

 

ここまで書いて気付いています、この理想の高さ。笑

でも家から出ない休日が週1日は欲しいインドア人間としては家にはこだわりたいところ。できれば妥協したくないけれど、上手く引っ越しできますように。なんとか夏までには…。

ホームシアターのために今日も働きます。それでは。

観ておきたい映画たち

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こんにちは、きゅうです。

連休、いかがお過ごしでしょうか。わたしは相変わらず勉強、合間に息抜きでTwitter見たりブログを書いたり。今週は映画館には行かず、家で観ようかなと目論んでいます。

最近「試験が終わったら〜」と妄想していて、もうNetflixで観たい作品がかなり溜まっているので即Netflixだ!と思っていたのですが、観たい映画リストを眺めていたらふと、旧作をガツガツレンタルしようかなという気持ちになってきました。

観たい映画リスト、今はFilmarksで管理しているのですが、その前は鑑賞メーターを使っていました。使い始めたのが多分本格的に映画にはまりはじめた大学1年生のときで、本格的に映画にはまりはじめたわたしは「ひとまず有名な監督の作品をたくさん観て、自分が何が好きか知ろう」という考えで、よくネットで検索してはレンタルしていました。

前にどこかで書いた気がしますが、わたしは高校生の頃偶然観た『ミスト』で後味の悪い、胸糞悪い、厭な映画に出会いました。衝撃で、スティーブン・キングの実写化作品を調べて。『シャイニング』、キューブリック、『時計じかけのオレンジ』、芋づる式に観たい映画が増えていくのが楽しかったな。

そうこうしているうちに、その大学1年生が来るのですが、DVDレンタルを覚えたのがこの頃で、観たい映画がいくらでも観られる幸せに浸っていました。当時動画配信サービスも何か使っていたのでちょっと豪華すぎる…(笑)1週間に10本とかレンタルして、ひたすら観ていたんですね。相変わらずネットで「後味の悪い映画」とかで検索してはレンタル。そのうちデヴィッド・リンチにどハマりしてツインピークスを全部観たりして、「カルト映画」とか「鬼才」とかいう表現に強く惹かれるようになり。たどり着いたのがこのまとめページ

鬼才と呼ばれた映画監督たちの、死ぬまでに観ておきたい50作 - NAVER まとめ

もう、これ全部観てやろうと思いました。DVD化されていないものや、レンタルショップに置いていないものも多かったけれど、それなりの本数をここから観ました。それでもまだ1本も観ていない監督もいて、観たいリストを開けるたびになんだかモヤモヤするのです。ああ、この作品たちをいつか観なければ!と。

だってその頃からもう丸5年以上経っていて、年齢もそれなりに大人になって、そろそろ「もっと早く観ておけばよかった」という後悔が大きくなってくると思うのです。衝撃的な、自分に影響を与えてくれそうな作品、できれば今のうちに観ておきたい。まだまだ知らない映画がたくさんありますね。

Twitterで趣味が似ている方とたくさん繋がれて1人の映画鑑賞ではなくなって、絶対に好き!なものを簡単に見つけられるようになったからこそ、映画を好きになった頃の気持ちも忘れずにいたいな。

話題作を観ないとか、最新作を観ないとき、いつも思っています。「他にも素晴らしい映画があるから」。

それでは、また。