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映画だったりそうじゃなかったりします。

読書が好きなときの文章

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とても忙しなく、でも楽しく過ごした24時間と少しを終え、8時間ほど快適に眠り、やらなければならないいろいろなことから解き放たれる日曜日の朝を迎えて、気になっていた本が電子書籍化されているのに気付き購入する。読書が久しぶりなのも、書きかけの映画の感想があるのも、全部考えられなくなるのが読書の素晴らしいところだと思う。2時間半ほどの没入のあとの一服をしながら、その本で引用されていた文章がとても自分に響いたので調べる。青空文庫で見つけることができたのでダウンロードし、開きながら灰皿の蓋を閉めて定位置に戻そうとするけれど目は小説を読み始めているので灰皿を落とす。かなり長く愛用してきたこのハニカム構造の灰皿が、初めて床に中身をぶちまけた。そろそろ満杯になるくらい吸い殻の入った灰皿を蓋が閉まり切る前に落としたらしく、そして昨日の夜鞄から広げたままになっていたウォークマンや、シガレットケースや、ハンカチや、お気に入りの財布や、それらに灰と吸い殻が降りかかって、生まれて初めて「煙草辞めようかな」という気持ちになった。ついでに掃除をしようかなと考えながら結局灰と吸い殻だけ片付けて、頭の中では今起きたことを文章にしはじめていて、なんとなくそれをここに書いてみたりしています。物語みたいにしてみるのが好きなのはいつからだろう。気恥ずかしいけれどここならいいかな、残しておきます。

さて、ご飯を食べて小説の続きを読んでしまおう。きゅうでした。