2018年上半期の映画たち
こんばんは、きゅうです。
6月も終盤、苦手な苦手な夏の予感でもうすでに食欲がありません。
さて、2018年も半分終わりということで、映画も上半期ベストを出している方をお見かけしました。そう、わたしがいつも挫折するあれです。
最大の理由はベクトルの違う映画同士に順位をつけるのが難しすぎること。他にも地方に住んでいるので時期がズレてしまうことや、そもそも劇場鑑賞があまり多くないことを理由に逃げ続けていました。
でも今期は違います。順位も付けないし劇場鑑賞22本だけど、好みだった10本を観た順に振り返ります。なんてお手軽!
「希望のかなた」(1月22日鑑賞)
多くの人々が2017年ベストに入れていて早く観たかった1本。シュールなのにほっこりする面白さ、それに渋い歌声とギターが華を添えて、でもしっかり描かれる難民の現実。バランスがすごい作品でした。
「シェイプ・オブ・ウォーター」(3月13日鑑賞)
差別や偏見にも立ち向かえるくらい最高にロマンティックな愛のお話。水バシャー、抱き合う2人、サリー・ホーキンスが見せた幸せの塊みたいな笑顔が忘れられない。
「ナチュラルウーマン」(3月21日鑑賞)
上半期きゅう的主演女優賞。強く、美しく、さらに強く。力強い歌声に震えました。苦しくても自分自身にプライドを持って生きたいと思った作品。
「ゆれる人魚」(4月8日鑑賞)
耽美な画と踊れる音楽が好み。そしてベーシストの男の子が今期ベストオブ性癖だったので挙げざるを得ません。
「聖なる鹿殺し」(4月9日鑑賞)
鑑賞後にくたくたになるほどの緊張感。これ観ても不穏で後味の悪い映画が好きって言えるの?って試された気がします。好きです!
「君の名前で僕を呼んで」(5月1日鑑賞)
少年も特別な関係も夏の景色も眩しい1本。正直しっくりこない部分もあるのですが、映像美とエンドロールのティモシー・シャラメが強すぎます。
「心と体と」(5月13日鑑賞)
映像の鮮明さに息を呑んだ作品。思い返してみて、他人との関係において困難を乗り越えようと必死で考えて行動すること、自分はできているかなとふと考える。
「女は二度決断する」(5月15日鑑賞)
号泣大賞。感情移入っぷりは今まで観てきた映画の中でも1、2を争うものがありました。今度は少し冷静に映画として楽しみたいところ(無理かなあ…)。
「ザ・スクエア 思いやりの聖域」(6月3日鑑賞)
皮肉が効いたストーリーと場面ごと挟まるシュールな笑いが相まって、観ているときも終わった後も楽しめる映画でした。悪ノリしてテンション最高潮、からの急降下シーンがたまらない。
「孤狼の血」(6月4日鑑賞)
エンターテイメントとしての映画では今期1番でした。邦画ももっと観ていこうと思わされた作品。キャストの熱い演技やら演出や編集の昭和感やら、強そうなおじさん達に紛れて終始ニヤニヤしながら観ました。
振り返ると、絶対観る!と思っていた作品はちゃんと映画館で観られていたのでとりあえずは満足です。
ちなみに今回の画像は「孤狼の血」のときに空腹で行って買い込み、最初の豚のシーンを見ながらも食べたセットです。さすがにちょっと思考止めましたが多分口を止めたほうが良かった。
ではまた。